【探偵のお仕事】浮気調査・人探しの他に〇〇もやっています

探偵の仕事と聞いて、一番にイメージするのは浮気調査ですね。大手探偵会社が発表しているデータでは、依頼内容の内訳は、6割が浮気調査、3割が人探し、その他の依頼が1割程度となっています。

浮気調査や人探しは、テレビや映画などで目にすることがあるので、なんとなくイメージができます。現役の探偵さんに言わせると、ドラマに出てくる探偵は誇張してあったりするので、実際には「あんなことはしないよ」なんてことも多いのだとか。

謎の多い探偵のお仕事。実際にはどんな仕事をしているのか、調べてみました。
尾行

探偵の浮気調査|始まりは相談者からの電話・メール

探偵の浮気調査は依頼者からの相談から始まります。相談は、探偵会社の相談専用窓口に電話が掛かってくるか、指定されたメールアドレスに相談のメールが届きます。

大手の探偵事務所では、24時間365日対応のフリーダイヤルで電話相談を受け付けています。年末年始にもスタンバイしなきゃいけない探偵さんは大変だなーと思いますが、大晦日でも浮気相談の電話が掛かってくるというから、驚きです。

電話相談の窓口に相談をすると、専門のスタッフが、相談者の悩みや現状などを上手に聞き出してくれます。その後、相談者が希望すれば、面談に進み、料金や調査内容に同意があれば契約→調査開始と進みます。メールで相談した場合も、いくつかの聞き取りを経て、面談→契約と進みます。

探偵の浮気調査|尾行から調査終了まで

調査は、対象者(つまり浮気している配偶者)の行動パターンがわかっていれば、浮気をしていそうな日時を狙って張り込み、尾行を行います。対象者の行動パターンがわからない場合(残業・出張が多い)は、長時間をかけての張り込み、尾行となります。

契約した期間に浮気の証拠が取れれば、調査報告書を相談者に渡して調査終了となります。期間内に証拠が取れなかった場合、浮気がなかったと判断するのか、たまたまその期間に浮気デートがなかっただけなのか、判断が難しいところです。探偵の能力不足や尾行に失敗したにもかかわらず、「この期間に密会はなかった」と報告する悪徳探偵がいるかもしれません。

浮気調査の手抜きをを見破る簡単な方法が一つあります。それは、浮気がなかったとしても、尾行調査を行った日には必ず相談者に報告を入れてもらう事です。何時何分に会社を出て、どこに立ち寄り、そこで過ごした時間や買ったもの、自宅までの帰宅ルートなど、写真も添えて報告をしてもらえば、仕事ぶりが伺えます。相談者から言わなくとも、大手の探偵事務所では中間報告などの報告システムが確立されています。

きちんとした調査が行われた上で、契約期間内に浮気の証拠が取れなかった場合は、相談者が希望すれば調査期間の延長が可能です。もちろん調査期間を延長すれば、追加の調査料金が掛かってきます。たちの悪い探偵は、相談者の弱みに付け込み追加調査を迫ってくることがあると聞きます。調査料金は決して安くないので、慎重に検討しましょう。まっとうな探偵会社なら、コンプライアンスがしっかりしているので、無駄に不安をあおるような行為はありません。

探偵の人探し|身内の家出や失踪から知人の人探しまで

家出
浮気調査の次に多いのは、人探しです。人探しと言っても色々なパターンがありますが一番多いのは、親兄弟や子どもの失踪です。同居している息子が突然姿を消した、遠方で暮らしている兄弟と連絡が取れなくなり行方不明になっているなど、相談者の大事な人を探すための人探しです。

幼い子が行方不明となれば、警察に捜索願を出し早急に捜査を開始してもらう事になるでしょう。しかし大人が行方不明になった時、警察に捜索願を出しても、事件性がなければ捜査は行われません。

成人している身内を探し出すには、探偵や興信所に依頼するのが有効な手立てとなります。失踪の理由が、夫婦関係の破たんや親子関係や兄弟関係の悪化で、距離を置くために家出をしているケースは命の危険は少ないです。無理に居場所を探すのではなく、時間が解決してくれるのを待つ方が得策かもしれません。

怖いのは、人に言えない悩みなどを抱えて失踪しているケースです。自殺覚悟で家出をしている場合は一刻も早く探しださなくてはいけません。家族からの依頼を受け、わずかな情報から幼いころに暮らした街で男性を探し出し、自殺を思いとどまらせ家族に引き渡す、といった事例があるそうです。

身内の失踪以外では、信用していた知人にお金を貸したまま逃げられたので居場所を探してほしい、などの依頼もあるそうです。身内以外の捜索依頼は、依頼理由に正当性が認められないと、探偵は調査をしません。それは、探偵の調査が犯罪に利用されることもあるからです。

2012年に悲惨なストーカー殺人事件が起きました。ストーカーが元婚約者の女性の居場所を探すために探偵に調査を依頼しました。探偵は一日で女性の居場所を突き止めストーカーに報告。その翌日に殺人事件が起きました。犯罪を犯したのはストーカーの男性ですが、探偵が犯罪の機会を与えてしまったことに間違いはないでしょう。(のちにその探偵には有罪判決が出ました)

このように、探偵の仕事は人の命を救うこともあれば、犯罪を助長する事もあり、探偵会社にはモラルが問われます。2007に「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行され以前に比べ法整備が進んでいますが、2012年に先ほどのストーカー事件が起こっていることから、まだまだ悪徳探偵が存在しているのが現状でしょう。

探偵のそのほかの仕事

ビラ
先日、管理人宅のポストに一枚のビラが投かんされました。「ご記憶にある方を探しています!」と書かれたチラシです。内容からして、交通事故の目撃者を捜しているようで、トラックがひき逃げをしたのかもしれませんね。

交通事故の捜査は警察の仕事ではないかと思うのですが、千葉県は交通死亡事故が全国ワースト3位にランキングされるほど交通事故の多い県なのです。1つ1つの事故にそう多くの時間が割けないのかもしれません。進まない捜査にいらだち、交通事故の被害者側が探偵に調査を依頼したのかもしれませんね。

そのほかにも、探偵ではいじめ調査もやっています。親や教師の目の届かないところで行われている陰湿ないじめの証拠を押さえたり、子どもが放課後に誰と付き合い、どのような行動をとっているのかを記録します。

子どもはいじめられていることを親にも報告しないことがあったり、学校に訴えても先生はいじめと認めてくれないこともあります。そのような時、いじめの証拠や行動の記録などがあれば、先生やいじめている側の親もいじめを認めざるをえません。

いじめに悩み自殺する中学生や高校生は後を絶ちませんね。管理人もテレビでいじめ自殺のニュースを見るたび心を痛めています。引っ越しをして転校するのが一番てっとり早い解決策なのかもしれませんが、家庭の事情で転居が難しい家庭も多いでしょう。探偵に依頼して、解決の糸口が見つかるのなら、利用する価値は大きいと思います。